大学院概要

情報工学部における教育と研究を発展させ,情報工学とその関連分野である電子,通信,機械工学などの高度な知識と,柔軟な応用力をもつ技術者・研究者を育成し,研究開発をいっそう推進することを目的として,情報系工学研究科が設置されています. 本研究科は博士前期課程(2年)および,それに続く博士後期課程(3年)があります. 博士前期課程には,インターネット技術に代表される通信技術のさらなる発展と展開をめざす「電子情報通信工学専攻」,知能ロボットに代表される機械技術のあらたな展開を図る「機械情報システム工学専攻」の2専攻に加え,平成22年度より, 自動車の運転支援システムのような人間特性を重視する機器開発を扱う「人間情報システム工学専攻」を新設しました.

博士後期課程には,博士前期課程における教育・研究をさらに深化かつ統合し,指導的な役割を果たせる研究者・技術者を育成するために,システム工学専攻が設けられています. この課程を修了し博士論文を受理された人には博士(工学)の学位が授与されます.


電子情報通信工学専攻

各種情報システムのソフトウェア・ハードウェア両面の技術にたけ,高度情報化社会に貢献する技術者・研究者の育成をめざします. ソフトウェア技術を探求する【情報処理工学講座】,通信システムの大容量・高速化,高機能化,効率化に取り組む【情報通信工学講座】,各種電子機器の高速化・効率化を追求する修正機回路技術や,光・電子デバイス技術などを取り扱う【情報電子工学講座】の3つの講座から構成され, 各分野で活発な研究が行われています.

機械情報システム工学専攻

コンピュータのハードとソフトをつくる情報技術,ものづくりを支える機械技術,機器のインテリジェント化を領域横断型で使いこなせる人材育成をめざします. 計算機数学ならびに計算機の要素技術とシステム技術を対象にする【ソフトウェアシステム工学講座】,知的行動の解明とヒューマンインタフェースへの応用を扱う【知的インタフェース工学講座】, 材料,機械設計とエネルギーを扱う【機械・プロセスシステム工学講座】があり,活発な教育研究活動が行われています.

人間情報システム工学専攻

人間の身体能力や人間心理の特性をふまえた"ものづくり"やソフトウェアの設計能力を身につけた高度な専門技術者の育成をめざします. 本専攻には,【人間システム基礎学研究グループ】,【応用情報工学研究グループ】,【ヒューマンアクティビティ学研究グループ】があります. いずれも,人間中心の思想に基づく工学分野を共通基盤とする研究グループで,互いに連携しながら有機的につながり,スポーツシステム工学科と一体となって,活発な教育研究活動が行われています.

システム工学専攻

情報化社会をリードするにふさわしい,技術者・研究者の育成を目的として3大講座を設けています. 【電子情報通信工学大講座】には,情報処理学,情報通信工学,電子デバイス工学の3分野を, 【機械情報システム工学大講座】には,計算システム工学,知能システム工学,プロセスシステム工学の3分野を, 【人間情報システム工学大講座】には,インテリジェントシステム学,スポーツ・人間行動学,人間生活工学の3分野を設け,専門領域の深化を図っています.