大学院[情報系工学研究科]カリキュラム・授業

博士前期課程

領域共通

技術経営論
小川浩基(非常勤講師)
技術経営における理論や諸概念について技術者が知っておくべき基礎的な知識を習得することを目標とする。講義では、地域性(岡山、日本、アジア、ネット社会)と、時間軸(過去、現在、未来)を意識した多くの事例をケース教材として取り上げ、また起業家である自身の経験も紹介し、未来に活躍する受講者にとって、今後の行動の指針となる技術経営の考え方を学習する。
情報系工学特別講義
専攻長 他4人
実社会で活躍中の本学卒業生・修了生によるオムニバス方式による講義。本学の先輩として、在学生に教授すべき事項について、現在の業務から学術的な部分を抜粋し、博士前期課程の講義として講述する。
システム工学特別演習Ⅰ
専任教員全員
学生が各自取り組んでいる研究課題に関連する論文を精読し、その概要をわかりやすく発表した後、他の履修者との間で質疑応答することを通じて、研究課題に関連する専門知識の修得と発表技術の向上を図る。
  • プロジェクトマネジメント実践論
  • テクニカル・プレゼンテーション演習Ⅰ・Ⅱ
  • システム工学特別演習Ⅱ
  • システム工学特別研究Ⅰ・Ⅱ
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電子情報通信工学領域

確率統計学特論
金川明弘 教授
情報を整理し、分析する数理科学としての確率・統計を厳密な立場で論じる。内容は、中心極限定理とその応用、ネイマン・ピアソン原理と最強力検定、精密標本理論、最尤推定理論、ベイズ統計学、多変量解析と因子分析などを取り上げる。また、オペレーションズ・リサーチへの応用例を示す。
人工知能特論
岩橋直人 教授
機械学習とパターン認識に基づく人工知能技術は、計算アルゴリズムの開発と計算機の性能向上により、近年、急速に進展してきた。ベイズ理論に基づいた統一的な視点から、機械学習とパターン認識の様々な理論や手法について理解を深める。
情報ネットワーク特論
稲井寛 教授
情報ネットワークの構成要素である通信機器やそれら機器の制御方法を、具体的な例をあげながら、詳述する。受講生によるプレゼンテーションや討論を随時行って、最新技術の課題や今後の展望について考察する。
  • 近似アルゴリズム論
  • 形式言語理論
  • 電波システム工学
  • 符号理論特論
  • アンテナ・伝播工学
  • 計算電磁気学
  • 情報セキュリティ
  • 半導体デバイス特論
  • アナログ集積回路設計特論
  • VLSI並列計算機論
  • 光波電子工学
  • 光デバイス工学
  • 計算物理学
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機械情報システム工学領域

応用代数学
小松明弘 教授
計算機代数は数学の計算を計算機を用いて効率的に実行することを目的としており、その適用範囲は環論や代数幾何などを対象とした高等数学へ広がりつつある。この理論の基礎として、種々の代数構造(群・環・体)およびそれらの上での基本的算法について講述する。
情報検索と情報抽出
磯崎秀樹 教授
いまや、インターネットの検索エンジンなしの生活は考えられない。検索エンジンを支える、情報検索と情報抽出のソフトウェア技術について紹介する。
言語工学
菊井玄一郎 教授
人間がコミュニケーションを行う上で「言葉」は最も基本的な手段である。授業では主に日本語を対象として、言語の構造と意味の考え方を紹介し、言葉の意味を計算機で捉える基本的な理論・技術について講述する。
  • 応用解析学
  • 振動及び波動光学特論
  • 機械学習特論
  • 組込みシステム設計方法論
  • システム検証論
  • ヒューマンインタフェース特論
  • ヒューマンエージェントインタラクション
  • アドバンスト制御工学
  • 生体運動制御工学
  • シミュレーション解析学
  • プロセス設計
  • 応用材料学
  • 機能性材料学
  • 電力システム工学
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人間情報システム工学領域

脳情報処理システム
濱田泰一 教授
脳は外界から入力される膨大な感覚情報を処理し、運動命令を生成するシステムである。この情報処理の過程を、ニューロン、神経ネットワーク及び大脳皮質の構造と機能の基礎的知見、心理物理学及び認知神経科学における実験知見に基づき解説する。
高信頼性システム
佐藤洋一郎 教授
高信頼性システムの代表的な高信頼化技術であるフォールトトレランスの基本的概念とその概念に基づいた計算機システムの実現法およびその信頼性評価法について講述する。そして、講義の最後には、数人のグループ毎に、簡単なシステムの設計例題を与える。
運動機能工学
髙戸仁郎 教授
人の運動機能やそれらの制御に重要な役割を果たす感覚器についての理解を通し、人を中心とした機器、システム開発の好例として、障害者の運動支援機器、感覚代行機器等が抱える課題について講述する。
  • 神経システム学
  • 画像工学特論
  • 生体情報学特論
  • 人間生活工学
  • アクチュエータ工学
  • 機械力学特論
  • ソフトメカニクス
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博士後期課程

領域共通

システム工学特別研究
研究指導教員
指導教員との討論を通じて、自立した研究者となるために必要な研究計画能力と総合評価能力を培わせるとともに、博士論文作成のための理論・実験等に関する研究指導を行う。
システム工学特別演習
専任教員全員
指導教員の指導のもとに、研究テーマとその周辺分野に関する最新の研究動向の調査、学会への参加、公設試験研究機関や民間企業・研究機関との交流などを行い、得られた成果についてセミナー形式による発表と討論を実施し、問題の設定と解決の能力を育成する。

電子情報通信工学領域

管理情報工学特論
金川明弘 教授
数理的手法の応用分野としてのオペレーションズ・リサーチ、経営科学、ならびに信頼性工学について、最新の研究内容と動向について講述する。加えて、ファジィ・AI(Artificial Intelligence)・ニューラルネット・遺伝的アルゴリズムといった人工生命的手法との関連について述べる。
知能ロボティクス
岩橋直人 教授
実環境における人とロボットのコミュニケーションを実現するためには、感覚・運動系の認知機能を含めた総体としての言語システムの構成・利用が課題である。本講義では、ロボット自身が、人とのコミュニケーションを通して、コミュニケーション能力を学習する発達的アプローチについて講述する。
ディジタル通信方式論
榊原勝己 教授
次世代ディジタル移動体通信システムにおいて不可欠な要素技術として、各種ディジタル変復調方式、ガウス雑音通信路あるいはフェージング通信路における誤り率特性の解析手法、通信品質を改善するためのダイバーシティ技術、自動波形等化技術等について講述する。
  • 計算量特論
  • 知識データ工学
  • 波動情報工学特論
  • 電磁波伝送論
  • 情報通信網学
  • 光・電磁波工学論
  • 電子情報回路特論
  • 大規模集積回路工学
  • 量子効果デバイス論
  • 先端光デバイス論
  • 半導体物性工学
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機械情報システム工学領域

応用代数学特論
小松明弘 教授
数式処理や符号理論への応用を踏まえて、計算機上で代数的計算を誤差が生じないように行うために用いられる、ガロア体理論や多項式イデアルの効率的算法について講述する。
自然言語処理
菊井玄一郎 教授
自然言語処理をより正確に行うためには、文脈と知識を計算機内で扱う必要がある。ここでは言語の意味を計算機内で表現する様々な方法、それを用いた文脈処理と言語理解の方法について講述する。なお、セマンティックウエブを中心とした人工言語的な知識共有の考え方についても紹介する。
言語横断情報アクセス
磯崎秀樹 教授
インターネットのユーザーの増大とともに、さまざまな外国語が目に触れることが多くなってきた。そこで、外国語の情報を日本語で提供する機械翻訳や言語横断検索などの技術を解説する。
  • 応用解析学特論
  • 理論計算機科学特論
  • システム開発支援論
  • コンピューティング特論
  • ヒューマンインタラクション
  • 情報制御工学
  • 生体運動制御特論
  • 数値材料プロセス工学
  • 機械材料学特論
  • プロセス工学特論
  • 電力システム工学特論
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人間情報システム工学領域

自律分散協調システム学
佐藤洋一郎 教授
現在、小規模なものではCPUから大規模なものではスーパーコンピュータに至る様々なデジタルシステムは、いずれも、多数の演算コア、メモリや周辺装置から構成されている。この種のシステムでは、各構成要素が他の構成要素と協調しつつ自律的に動作することで極めて高い性能を実現している。本講義では、分散協調動作を実現するための重要な構成要素であるシステムバスの構成法、統計的な立場での性能評価法および誤作動抑制の立場での高信頼化手法について講述する。
認知神経科学
濱田泰一 教授
近年、PET、functional MRI、脳磁計など、ヒトの脳活動を非侵襲的に計測する方法により、ヒトの高次脳機能の解明が進んでいる。本科目では、神経細胞内電流により生成される微弱な脳磁場の計測方法を解説し、計測された知見を基に、認知に関わるヒト脳機能研究のトピックスを紹介する。
適応システム工学
穂苅真樹 教授
外界の変化や状況の変動にあわせて自動的かつ適切に処理を行うシステムを適応システムと呼ぶ。本講義では、計測・信号処理の分野で雑音除去、微弱信号の抽出、未来データの予測などに応用される適応フィルタとパターン分類、非線形信号処理などに応用されているニューラルネットワークについて講じる。さらに、この分野の研究事例についても述べる。
  • 神経システム学特論
  • 人間情報システム応用論
  • 福祉人間工学
  • 運動生理学
  • バイオメカトロニクス
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